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こんにちは
三寒四温の季節になりましたね。花粉も飛び始めるこの時期、暖かな春が待ち遠しいですね。
今日はこちらの「わら靴」のお話です。
このわら靴は公園で作業しているシルバーのSさんからいただいたものです。
1958年・昭和33年ごろ、新潟生まれのSさんが小学4年生の時に、高価な長靴の代わりとしてお父さんが編んでくれたものの一つで、雪の間はこのわら靴を履いていたそうです。
その後、15才の時に集団就職で上京した際の荷物と一緒に持ってきて以来、ずっと大切に保管されていました。「綺麗だから捨てるのがもったいない」とのことで公園で展示させていただくことにしました。
ふるさとから遠く離れた東京へ向かうその時の情景がひしひしと浮かび、親が子を思い、また子が親を思う気持ちがこのわら靴に詰まっている気がします。
Sさんの住んでいた当時の新潟県旧山古志村では、冬のあいだ雪深くなるため小学校に通うのが難しく、平日は家には帰らず子どもたちが集団生活をしながら過ごしていたそうです。煮炊きをしてくれる大人の方がおり、1週間に1度親御さんが迎えに来てお家に帰るというような生活だったそうです。
お話の中で、「電気もなく、もうあんな暮らしはしたくはないなぁ」と話していましたが、それでもずっと大切にされていたこのわら靴から、特別な時間だったのだろうなと感じました。
管理棟の休憩室に展示しておりますので、ご来園の際はぜひご覧になって下さい。
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