2023年04月18日

ガマの手入れ

こんにちは

緑が日に日に濃くなり、管理棟前に流れる二入川のガマも茂ってきました。

あまり葉が込み入るとアブラムシが増えて栄養を吸い取ってしまうため、もりもりクラブの川田さんが間引いてくれました。

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根元にびっしりアブラムシが
アブラムシは風通しのいいところが嫌いなので、間引くことで対策が出来ます。
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茶色いソーセージの様な「ガマの穂」になるのは、夏から秋ごろだと思います。

ぜひお楽しみに♪


(文:エビ、文責:伊)


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posted by 古河公方公園 at 12:13| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年04月10日

春の植物観察会

こんにちは
4月8日(土)、春の植物観察会を実施しました。
講師はもりもりクラブの川田いつ子先生。

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今回は、春の訪れを感じながら小さな野花の観察をしました。
スミレを中心に草花の見分け方がとても勉強になりました。

例えば、見た目がよく似ているスミレとノジスミレ。
どうやって見分けるかというと…葉っぱを触って見分けます。
スミレの葉っぱはつるつるとしていて、ノジスミレの葉っぱは葉全体に毛が生えていてふわっとしています。
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「本当だふわふわだー」とみんな違いを楽しんでいました。

身近なセイヨウタンポポとニホンタンポポの違いも。
セイヨウタンポポはガクが上を向いていて、ニホンタンポポはガクが下を向いてます。
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こちらは上を向いているのでセイヨウタンポポです。

ちょっとした違いや特徴を知ることで、植物を見るときの世界が変わってきますよね。

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お天気のせいか、緑を濃く感じました。

次は夏の観察会!みなさんの参加をお待ちしております。

(文:エビ、文責:伊)


posted by 古河公方公園 at 10:31| イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年04月07日

にょきにょき!

こんにちは
今年も桜の時期が過ぎて、草や木の彩りがくっきりしてきましたね。

冬の間に管理棟内の花瓶に飾っていたコリヤナギの根っこが出ていたので、挿し木にしてみました。
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水をたっぷりあげて。
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しっかりと育ったら、護岸のために水際に植える予定です。


その他にも管理棟の前では、ヒガンバナ・ツワブキ・ロウバイを育てています。
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みんな大きくなったら、公園のそれぞれの場所へ巣立っていきます。

ロウバイの芽もにょきっと顔を出しました!
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ぜひ楽しみにして下さいね。

(文:エビ、文責:SAT)

posted by 古河公方公園 at 14:15| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月02日

想い出のわら靴

こんにちは

三寒四温の季節になりましたね。粉も飛び始めるこの時期、暖かな春が待ち遠しいですね。


今日はこちらの「わら靴」のお話です。

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このわら靴は公園で作業しているシルバーのSさんからいただいたものです。

1958年・昭和33年ごろ、新潟生まれのSさんが小学4年生の時に、高価な長靴の代わりとしてお父さんが編んでくれたものの一つで、雪の間はこのわら靴を履いていたそうです。

その後、15才の時に集団就職で上京した際の荷物と一緒に持ってきて以来、ずっと大切に保管されていました。「綺麗だから捨てるのがもったいない」とのことで公園で展示させていただくことにしました。

ふるさとから遠く離れた東京へ向かうその時の情景がひしひしと浮かび、親が子を思い、また子が親を思う気持ちがこのわら靴に詰まっている気がします。

Sさんの住んでいた当時の新潟県旧山古志村では、冬のあいだ雪深くなるため小学校に通うのが難しく、平日は家には帰らず子どもたちが集団生活をしながら過ごしていたそうです。煮炊きをしてくれる大人の方がおり、1週間に1度親御さんが迎えに来てお家に帰るというような生活だったそうです。

お話の中で、「電気もなく、もうあんな暮らしはしたくはないなぁ」と話していましたが、それでもずっと大切にされていたこのわら靴から、特別な時間だったのだろうなと感じました。

管理棟の休憩室に展示しておりますので、ご来園の際はぜひご覧になって下さい。


(文/エビ、文責/伊)


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posted by 古河公方公園 at 11:09| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月25日

冬の植物観察会

2月25日(土)、冬の植物観察会を実施しました。
講師はもりもりクラブの川田いつ子先生。
今回は、冬を乗り切り春を待つ植物たちのたくましい姿と春の息吹を観察しました。

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カンヒザクラ、シダレザクラのつぼみや、コブシやコリヤナギなどの毛皮に覆われたつぼみなど、冬を乗り越えるつぼみの姿を見ることができました。
また、葉痕(ようこん)といった、落葉樹が冬に葉を落とした後に残る模様なども観察できました。

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↑クルミの葉痕です。羊の顔にそっくりですね。

また、この時期ならではの、モズの「はやにえ」も発見しました。

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コブシの枝にバッタの仲間「ヒサゴクサキリ」が刺さっています。
なかなか見ることのできない光景に、参加者のみなさんも興味津々でした。

春になると、つぼみが花を咲かせ、公園を彩ります。
その頃にまた、公園に来ると、冬とはまた違った公園の姿を楽しむことができますよ。

(SAT)






posted by 古河公方公園 at 17:24| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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