22日土曜日は、毎回公園で活躍してくれている「もりもりクラブ」のみなさんによる、セイタカアワダチソウの除草が行われました。
除草エリアは、他の野草も生えている「つつじ山」です。今回は大和ハウスの方にも9名ボランティアでご協力いただきました。
根元から引き抜いてしまうのではなく、15〜20cm程度で刈って日陰を作り、地面が乾くのを防ぎます。そうすることで他の野草が育ちやすくなるそうです。また刈った後はあまり伸びずに花をつけるため、昆虫たちの蜜源になり、種はベニマシコという野鳥が食べに来るそうです。
この日はとても暑かったので、休憩を入れながら1時間半程度で除草完了です。必要な野草を残しているので、このような状態です。
上の写真で左に見える背の高いオレンジの花はこちらの「オニユリ」です。
足元に目をやると、「カワラナデシコ」も生えています。セイタカアワダチソウなどで日光が当たらないと、この花も咲けません。地域によっては絶滅危惧種に指定されていたりします。
除草量は軽トラック1台分になりました。みなさんありがとうございました。
古河公方公園は、珍しい野草なども多くあり、もりもりクラブさんたちにもご協力いただきながら管理をしています。
しかしながら園内はかなりの広さですので、こういった手をかけた管理を全体で行うのは不可能です。そこでシルバーのみなさん達による機械刈りも併せながら、みんなで協力して管理を行っています。
もりもりクラブさんは年間を通じて公園の野草管理などを行っています。活動に興味のある方は、古河公方公園までお問い合わせください。
(伊)