10月16日(日)、どろんこクラブで最後の作業となる「脱穀」を行いました。
今回は、前回収穫した稲を足踏式脱穀機で脱穀して籾をとる作業です。
大正から昭和にかけて使用されていた足踏式脱穀機をつかった作業にみんな大苦戦。
ですが、次第にコツをつかんだようで、最後の方は手つきがプロのようになっていました。
また、唐箕(とうみ)という、籾とその他のクズを分ける手動の農機具も体験!
この農機具は、ハンドルを回すことで風を起こし、実の入っていない籾を分別することができます。
もちろん一人ではできないので、ハンドルを回す係と投入する係で分担し、協力して作業を行っていました。
そのほかにも、脱穀で採り残した籾を手作業で取り分けるなど、昔ながらの手法でお米を作る大変さをみな実感したようです。
そのうちに、自分たちで積極的に作業を手伝う子も!
参加した子供たちの成長が垣間見れる場面が数多くありました。
そして、採れたお米は30kg以上の大収穫!
小さなホッツケ田から、こんなに多くのお米が収穫できました。
年間の作業を通じて、お米を作るのがどれだけ大変か勉強になったのではないでしょうか。
こういった食べ物をつくる過程を学ぶことで、楽しみながらも食べ物のありがたみや感謝の心が養われたのではないかと思います。
あとは精米したお米が出来上がるのを待つのみ!
おたのしみに!
(SAT)