5月27日(土)、市民協働で公園内に侵入したアレチウリ等の害草駆除作業(1回目)を行いました。
アレチウリというのは、特定外来生物※に指定された植物で、繁殖力が強く、一つの株から1万個以上の種子を実らせます。
※特定外来生物とは、外来生物法で定められた、問題を引き起こす海外起源の外来生物です。
駆除のポイントとしては、
- 種を付ける前に抜き取る。(9月に結実するため、その前に駆除する。)
- できるだけ小さいうちに抜き取る。(若い芽は根ごと抜き取りやすい。)
- 1年に数回抜き取る。(5月から9月まで3回くらいが目安。)
- アレチウリが現れなくなるまで数年間続ける。(埋蔵種子が発芽するため。)
▲アレチウリの芽
若い芽を指でつまみ、根ごと引き抜きます。
初夏のこの時期ならば、根も浅く、すぐに駆除できます。
草刈り後の日光があたる地面は特に芽が出やすいので注意が必要です。
また、オオブタクサについても今回駆除しました。
オオブタクサは、要注意外来生物に指定されている植物で、背丈が3メートル以上になり他の植物の成長を阻害します。
その花粉は花粉症の原因にもなります。
▲まだ小さい状態のオオブタクサ
いくら大きくなるとはいえ、今の時期ならば簡単に引き抜くことが出来ます。
アレチウリもオオブタクサも、小さいうちはスルッと根まで抜けるので、草とりについつい夢中になってしまいます。
みなさん、暑い中、公園の作業にご協力いただきありがとうございました。
2回目の作業は7月1日(土)です。
みなさまの参加をお待ちしております。
(SAT)