2022年12月17日

フランス人研究者御一行来園

12月11日(日)、国立ボルドー建築・景観高等教育大学教授であり地理学者のセルジュ=ブリフォー(Serge Briffaud)氏と、同准教授であり居住景観デザイナーのシリル=マルラン(Cyrille Marlin)氏が、古河公方公園の設計に携わった中村良夫東京工業大学名誉教授の案内で古河公方公園を視察に訪れました。

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左からシリル氏、セルジュ氏、中村先生、針谷古河市長、パークマスター野中氏

フランス人研究者のお二人は、日本の里山に対する考え方に非常に興味を持っており、パークマスターの野中さんやもりもりクラブの川田さん、パクパクサロンの白石さんも交えていろいろとお話をされていました。
どろんこクラブの活動や市民協働の話など、フランス語で中村先生に通訳してもらいながら説明をしました。

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また、日本独特の文化や風習の話にも興味があるようで、お盆の話のつながりでホオズキの話になり、ホオズキに「鬼灯」の字を当てるのは、日本のお盆に先祖が帰ってくるときの目印となる提灯の代わりにホオズキの実を提灯と見立てていることなどについても興味深く耳を傾けておられました。

外国人の視点からすると、日本人が当たり前に過ごしていた暮らしの中での風習が珍しく映るのかもしれません。
国際的な視点を介することで、わたしたちが気が付かなかった公園に関する新しい考え方のヒントを得ることができたように思います。

お二方とも、またお会いできる日を楽しみにしております。

(SAT)


posted by 古河公方公園 at 14:51| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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