2022年12月28日

管理棟年末年始休業のお知らせ

古河公方公園管理棟は12月28日から1月4日まで休業いたします。
なお、公園自体は開園しております。
※園内のトイレ(孔雀トイレ、あじさいトイレ、ハス池トイレ)は通常通り使用できます。
※管理棟のトイレは4日から使用できます。
ご理解とご協力をお願いいたします。

さて、年の瀬ということで、管理棟の大掃除をしました。
来年もみなさまに気持ちよく使用していただけるよう、窓ガラスを念入りに清掃し、また、部屋のワックスがけなども行いました。

窓ガラス2.jpg
ワックスがけ1.jpg

来年も、古河公方公園をよろしくお願いいたします。
みなさまよいお年を。

(SAT)



ラベル:大掃除 年末年始
posted by 古河公方公園 at 16:42| お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月18日

市民協働作業 公方様の森の笹刈り(2日目)

12月17日(土)、市民協働で、公方様の森の笹刈り作業を行いました。
先週12月10日に行った笹刈りの続きの作業となります。

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笹を刈り取っていくと、笹の下からリュウノヒゲが顔をのぞかせていました。

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アズマネザサは放っておくと3メートルにもなり、太さも親指くらいまで成長します。
そうなると、林床の生態系が変化し、今までとは異なる動植物が生活する空間に変わってしまいます。
しかし、ササを刈ることで、林床に光が当たり、元の植生が回復します。
ではなぜこのように人が管理する土地が存在したほうが良いのでしょうか。

その答えの一つとして、里山の生態系の豊かさから受ける恩恵、があげられます。
公園内には駒ケ崎の森のように深い森や、御所沼とその水辺、さらには笹が密集して生えているエリアもあります。
また、公方様の森のように人が管理する林地や、ホッツケ田のような水田、水路があります。
こういった様々なタイプの空間があることで多様な生態系が存在すると、それだけ多くの生物間のやり取りが存在し、もちろんそれが私たち人間にもたくさんの恩恵を与えてくれるのです。

散歩やジョギングで公園を訪れたときに、豊かな生態系が来園者の心を癒し、また、子どもたちの遊び場となることで、心身ともに健康となる手助けになります。
市民協働で地域のみなさんとこのような環境を作り出すことが、来園者のウェルビーイングを支える手助けとなります。
みなさんも、公園の市民協働作業に参加して、ウェルビーイングを支える公園づくりをしてみませんか?
※ウェルビーイング:世界保健機関(WHO)が定めた「健康」の定義のことで、「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。(日本WHO協会訳)」

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(SAT)


posted by 古河公方公園 at 09:42| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月17日

フランス人研究者御一行来園

12月11日(日)、国立ボルドー建築・景観高等教育大学教授であり地理学者のセルジュ=ブリフォー(Serge Briffaud)氏と、同准教授であり居住景観デザイナーのシリル=マルラン(Cyrille Marlin)氏が、古河公方公園の設計に携わった中村良夫東京工業大学名誉教授の案内で古河公方公園を視察に訪れました。

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左からシリル氏、セルジュ氏、中村先生、針谷古河市長、パークマスター野中氏

フランス人研究者のお二人は、日本の里山に対する考え方に非常に興味を持っており、パークマスターの野中さんやもりもりクラブの川田さん、パクパクサロンの白石さんも交えていろいろとお話をされていました。
どろんこクラブの活動や市民協働の話など、フランス語で中村先生に通訳してもらいながら説明をしました。

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また、日本独特の文化や風習の話にも興味があるようで、お盆の話のつながりでホオズキの話になり、ホオズキに「鬼灯」の字を当てるのは、日本のお盆に先祖が帰ってくるときの目印となる提灯の代わりにホオズキの実を提灯と見立てていることなどについても興味深く耳を傾けておられました。

外国人の視点からすると、日本人が当たり前に過ごしていた暮らしの中での風習が珍しく映るのかもしれません。
国際的な視点を介することで、わたしたちが気が付かなかった公園に関する新しい考え方のヒントを得ることができたように思います。

お二方とも、またお会いできる日を楽しみにしております。

(SAT)


posted by 古河公方公園 at 14:51| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月10日

公方様の森の笹刈り

12月10日(土)市民協働で公方様の笹刈り作業を行いました。
公方様の森の林床には、アズマネザサという笹の一種が繁茂しており、放っておくと、森の生態系にも影響が出てしまいます。
そこで、変化していく森を、人が手を入れることで元の状態に引き戻し、生態系を維持することが必要になります。
また、アズマネザサの背丈を管理することで、景観を整え、さらに防犯上の大きなメリットも得られます。

A作業風景.jpg

@作業風景.jpg

みなさんのおかげで森の林床もスッキリ!

B作業後.jpg

春の野草が芽を出しやすくなりました。

集合写真.jpg

みなさんご協力ありがとうございました。

12月17日(土)9:30〜12:00も同様に公方様の笹刈りを実施いたしますので、興味のある方はぜひ、古河公方公園管理事務所までご連絡ください。

TEL:0280−47−1129(古河公方公園管理事務所)

(SAT)


posted by 古河公方公園 at 14:23| 市民協働作業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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