昨年10月に開催された第79回古河公方公園づくり円卓会議の議決により、二入川の水を井戸水から御所沼の水の循環水に切り替えました。
それから徐々に御所沼の泥や砂が二入川に運ばれてモルタルの川底に堆積し、草の種が漂着し、今年に入って水草がちらほら生えてきていました。
夏に入り、ミズアオイという水草が、紫色の花を咲かせました。
また、流れが留まる場所にはガマが生えてきました。
二入川の岸辺のモルタルの隙間からは、ミズワラビも生えてきました。
そして、シオカラトンボの姿もよく目にするようになりました。
二入川は、モルタルで囲まれた上に水深が浅く、タイマーによる抽水制限のある過酷な環境ですが、順応する生物による生態系が生まれているように感じます。
自然の力ってすごいですね。
(SAT)